高齢者の語学の勉強

2023-01-03 (火)(令和5年癸卯)<旧暦 12 月 12 日>(大安 辛酉 三碧木星) Alfred Alfrida 第 1 週 第 26992 日

 

もう高齢者になってしまったら、新たに語学の勉強を始めるのはお勧めできない、といふ意見を聞くことがある。でも、僕は少し違ったことを思ふ。高齢者は何も新たなスキルを身につけたいと思って語学の勉強を始めるわけではない。検定試験合格を目指すとか、その様な目標を持つならば話は別だが、単に言葉への興味でマイペースで勉強するのだったら、良いのではないかと思ふ。「目標も定めないで勉強するなんて、そんな気楽なものは勉強ぢゃないよ」といふ人もあるかもしれない。だが、生まれたばかりの赤ちゃんは、いつまでにこのレベルに達しやうとか、目標を決めて母国語の勉強を始めるわけではない。繰り返す聞くうちに自然に慣れていくのだと思ふ。であるから、高齢者もそれに倣って、入門者レベルの同じ言葉を繰り返し毎日聞けば、多少は外国語に親しむことができるやうになるのではないかと思ふ。上達できないと言って悩むこともない。急ぐ必要もない。そんな気楽な感じで毎日の日課の中に少しだけ語学の勉強を取り入れるなら、それはそれで結構良いのではないかと思ふ。

今日は冬の光が差し込んで明るかった。