同居人の同窓生

2022-08-22 (月)(令和4年壬寅)<旧暦 7 月 25 日>(先勝 丁未 二黒土星) Henrietta Henrika 第 34 週 第 26858 日

 

コロナ時代の年金生活の毎日は同じことの繰り返しで、結構単調である。が、そのことは苦でもないし、退屈といふわけでもない。さうではあるのだが、今日はちょっと新鮮なことがあった。といふのも、同居人の高校の同窓生(といふか、学年は少し違ふらしい)が、スウェーデンの Göteborg の近くにお住まひであるのだが、その方とお会ひする機会があったのだ。何かのきっかけで同居人の同じ高校の卒業生らしいことがわかったのは5年ほど前のことで、それからクリスマスカードのやりとり程度の行き来はあったのだが、遠い町であることもあり、これまでもお会ひしたことはなかった。その方はご主人と一緒にわが町の近くを高速道路で通過なさるらしい連絡があったので、高速道路わきの広い駐車場があるところまで、私どもが行きます、といふことになって、そこでお会ひすることができたのだった。先をお急ぎかもわからないので、失礼であったかもしれないのだが、外で立ち話を少しする程度の短時間であったのだが、十分楽しい時であった。ご主人はあまりおしゃべりなさらない方であったけれども、日本人たちの会話を全部わかっておいでの様であった。それにしても、現代は個人情報の保護がやかましく言はれる時代で、同窓生の名簿の作成さへも難しい様な雰囲気もあるけれども、その辺を十分配慮した上で卒業生のネットワークを維持できる日本の学校の事務能力ってすごいなと思ったことだった。

Nyköping