スウェーデン語の中のアクサン・テギュ

2022-07-12 (火)(令和4年壬寅)<旧暦 6 月 14 日>(先勝 丙寅 七赤金星) Herman Hermine 第 28 週 第 26823 日

 

スウェーデン語には英語のアルファベット26文字の他に、Å, Ä, Ö (小文字は å, ä. ö) の3文字がある。それで、毎日使ふコンピュータも、随分古い話になるが、スウェーデンで購入した。キーボードにこれらの配列がないと不便で、日本ではスウェーデン語用のキーボードを指定してコンピューターを買ふのが不可能かもしれないと思ったからだ。ところで、スウェーデン語にはÅ, Ä, Ö (å, ä. ö) 以外にも気になる文字がたまに出てくる。例へば idé といふ単語の e の上に点のようなものがあって、これはアクサン文字といはれるさうだが、このアクサン記号については、僕はこれまでずっと無視し続けて来た。しかし、それは、言葉といふものに対して随分失礼ではないかといふ感じをこの頃持つようになった。フランス語には、アクサン・テギュ (´) とかアクサン・グラーブ (`) とか、アクサン・シルコンフレックス (^) とかがあって、これらは多分アクセント記号か何かであらうといふ初心者の予想を大きく上回って、とても重要な記号であるようなのだ。スウェーデン語のキーボードでもこれらの文字が入力できるようになってゐる。だがこれまではほとんど使はなかった。しかし、そんなフランス語の初歩的なことを知ってからは、スウェーデン語の中に出てくるアクサン・テギュ (´) についても、きちんと書くことを心がけるようになった。

昨日の写真の中の蓮の一輪。どうしても仏教的な雰囲気を感じてしまふのだが、Södermanland 県の花である