光ってなんだろう

2022-03-18 (金)(令和4年壬寅)<旧暦 2 月 16 日>(大安 庚午 四緑木星)満月 Edvard Edmund 第 11 週 第 26707 日

 

この世の中について、不思議なことはたくさんあるが、光もそのひとつだ。光は鏡で反射されるが、鏡像はいつも左右対称で、上下対称になることがない。金属などに光を当てると、光が吸収されて表面から電子が飛び出すことも知られてゐる。振動数νの光はhν(h はプランクの定数)のエネルギーを持つ粒子の流れであるといふ。その粒子は光子と呼ばれる。光はまた電磁波であり、人間の目に見える光は、そのうちの振動数が 4×10 (14乗)~8×10 (14乗) Hz程度の電磁波であるといふ。人間にはごく一部の範囲の電磁波しか見えないようになってゐる。放送局から出る電波ならアンテナで受ければ良いとわかるが、光はどこからともなくやって来て、アンテナもないのに人の目に入る。光の伝搬速度はそれを観測する者の運動状態に関係なく一定で、c と表される。真空の誘電率と真空の透磁率をかけて平方根を取ると、その逆数が真空中の光の伝搬速度になるといふ話も不思議だ。エネルギーと質量は c の平方を比例定数として等価だといふのも、そこになぜ光が顔を出すのか、不思議である。もしも光子に座標軸を設けたと仮定すると、そこでは空間軸と時間軸がひっついてしまふのだろうか。もともと光は波動であるので座標軸を設けることなどできないのだろうか。重力があると光の進路が曲がってしまふといふ話もよく聞く。光について、思ひつくことを書いてみたが、間違ひもあるだろうから信用しないでほしい。僕には分からないことだらけである。

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