スウェーデンの電気料金が高騰してゐる

2022-01-08 (土)(令和4年壬寅)<旧暦 12 月 6 日>(大安 辛酉 三碧木星) Erland 第 1 週 第 26638 日

 

スウェーデンに限った話ではないのかもしれないが、電気料金が高騰してゐる。スウェーデンの電気料金は地域によって違ひがあり、概して云へば、南へ行くほど電気料金が高くなる。そしてその格差が大きいようなのである。ネット上の新聞記事でチラと見たところでは、南部の地方の一軒家では12月の電気代が 7 000 クローネ以上になるようなことが書いてあった。10 000 クローネの家もあるといふ。目の玉が飛び出てしまふ。何kWh の消費量に相当するのかまでは読み取れなかった。僕はもう少し北で、小さなアパートに住んでゐて良かったと思ふ。僕らの住む区域は地域暖房といって、各建物にお湯の配給があり、暖房費と水道料金は部屋代に含まれるので、暖房のために電気を使用することはない。それで、ひと月の電力消費量は、我が家の場合、210 から 270 kWh 程度である。電力会社と契約する時に、料金の変動を受け入れる契約にするか、少し高めで設定されても年間を通して安定した料金で契約するか、選ぶことができるようになってゐる。12月の電気使用量の通知が2日前に来たが、料金は  480 クローネほどで済んだ。10 000 クローネの電気代って、一体どんな家に住むとさうなるのかなと思ふ。それにしても、電気料金の高騰は不安だ。さらに、電気料金とは別であるが、日本のマクドナルドではフライポテトをSサイズだけに限定して販売するといふ。エネルギー危機、食糧危機などの先触れでなければ良いがと思ふ。

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昨夜雪がさらに降って、一面の銀世界になった。