外国暮らしと本

2021-11-16 (火)(令和3年辛丑)<旧暦 10 月 12 日> (先負 戊辰 二黒土星) Vibeke Viveka 第 46 週 第 26585 日

 

外国暮らしを長くしてゐるが、日本で暮らすことと大きく違ふ点のひとつは、こちらではブラッと本屋へ寄ることがないことかなと思ふ。いかに暇な毎日を送ってゐても、外国語で本を読むのは僕の力ではあまりにも未熟だ。毎日のニュースや新聞の見出しを見るだけでも大変なので、到底、外国語で本を読むだけの気力は起きない。もし、本を読む時間があるなら、日本語で書かれた本を読みたい。どんな分野の本でも日本語に訳されて出版されることは多いと思ふ。将来的には、本の出版が電子化されて、また、自動翻訳の機能が高まった時、どの国の本でも即座に日本語版の電子書籍が実現する時代も来るかもしれない。もしそんな時代が来たとしても、語学の学習は、それはそれで大事であると思ふ。けれども本を読む時は、特別に語学の勉強のつもりで読むのでないならば、日本語で書かれたものを読みたいものだと思ふ。

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ともし火のある教会