聖木曜日

2021-04-01 (木)(令和3年辛丑)<旧暦 2 月 20 日> (先負 己卯 四緑木星)Skärtorsdagen Harald Hervor   第 13 週 第 26346 日

 

Skärtorsdagen は日本語では聖木曜日といふ。復活祭直前の木曜日のことである。キリスト教にとっては今日からの3日間は特別に聖なる日々とされてゐる。木曜日の最後の晩餐で主イエスは弟子たちの足を洗ったとされる。それで「洗足木曜日」とも呼ばれる。最高の指導者が盥に水を入れて弟子たちの足を洗ふ姿はもったいないことと思ふ。イエスは弟子たちに「私のすることの意味をあなたたちは今は知らないが、あとでわかる様になる」といふ言葉をかけられた。ともかくももったいないお話である。この後、「明日の朝鶏が鳴くまでにあなた方は私のことを3度知らないと言ふだろう」といふ有名な予言がある。イエスゲッセマネで祈りを祈る間、弟子たちは寝てしまった。そして翌朝、その言葉の通りになったのを知ってペテロは外に出て激しく泣いた。僕はキリスト者ではないのだが、今の季節になるとこの場面を思ひ出してしまふ。

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昨日は同居人の誕生日であった