もうバブルなのか

2021-03-05 (金)(令和3年辛丑)<旧暦 1 月 22 日> (仏滅 壬子 四緑木星啓蟄 Tora Tove  第 9 週 第 26320 日

 

コロナのせいで航空会社や観光関連の会社は大変だと聞いてゐるが、その割には全体としての経済の動きは活発である様に見える。業界によってはものすごく儲かるところもあるらしい。トップの報酬は抑制しませうといふ約束があるにも関はらず、トップにはボーナスの雨が降る会社もあるといふ。スウェーデンでは住宅価格がずっと上昇を続けてゐるとニュースで見た。住宅価格が上昇すると聞くと、それだけでバブルに繋がらないかと疑ってしまふ。そのうちにドーンと大きく落ち込むことはないのかと心配な気がする。何がきっかけでその様になるのかは予想がつかない。バブルはいつもそれが過ぎてから、あれはバブルであったなと気づくものだ。世の中が全体として好調とか不調とかいふのならわかるが、業界によって極端に好調なところと極端に不調なところが混在するのは良くないと思ふ。業界を横断して、現場の担い手、エッセンシャルワーカーがもっと報はれる社会を目指すべきだと思ふ。現場の労働力不足は将来的に AI の発達などで解消されるのだといふ議論に流されないで、今ある現場をまづ大事にする雰囲気が大事だと思ふ。

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Nyköpingshus 仕事をしてゐた頃は毎日自転車で通った道である