「万葉百歌 こころの旅」を読む

2021-02-21 (日)(令和3年辛丑)<旧暦 1 月 10 日> (仏滅 庚子 一白水星) Hilding  第 7 週 第 26308 日

 

日本のさる方から郵便が届いて、開けてみると本が1冊入ってゐた。松本章男著「万葉百歌 こころの旅」(集英社新書)といふ本であった。ちょっと読み始めてみたが、興味深い。単に文学的な歌の解釈を超えて、歌が生まれた背景が説明されてあったりする。時には歴史年表や、時には古代天皇家系図や、時には地図帳などを引っ張り出しながら読むとより分かりやすい気がする。僕はその辺の知識が随分弱いので勉強になる。ずっとスウェーデンに居て、コロナでなかなか日本に行くことができないものだから、日本の古典文学は、本当に心にしみてくるものがある。飛鳥地方へは何度か行ったことがあるが、自分のブログを検索してみると、一番最近に行ったのは、2019年3月であった。その時の旅を思ひ出しながらこの本をゆっくり読んでみたいと思ふ。「また行きたい」と思ふ気持ちが強くなるかもしれないけれども。

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けふは長靴底につけたスパイクを外して散歩することができた