PantaPå 資源ゴミの回収アプリ

2020-10-22 (木)(令和2年庚子)<旧暦 9 月 6 日> (友引 戊戌 五黄土星) Marika Marita   第 43 週 第 26186 日

 

日本ではペットボトルの回収率が高いから、返却すればお金が戻って来る様な面倒臭いことはしない。日本でも昔はビールはビン詰めが一般であった。その空ビンを酒屋さんへ持っていけばビン代を返してもらふことができた。それと似た様な制度が今もスウェーデンにある。大きなスーパーに行けば、ペットボトルと空き缶を回収する機械が置かれたコーナーがあって、そこへ放り込めばレシートが印刷されて出て来る。そのレシートを持ってレジへ行けばお金を返してもらふことができる。ここまでなら、今までの制度の説明だが、最近は新しい試みがある。ペットボトルと空き缶に限らず、紙の箱やプラスチック袋の回収でもポイントとして取得できる制度がスウェーデンで広まりつつあるのだ。スマホに PantaPå (パンタポー)と呼ばれるアプリをインストールする。そしてゴミの回収場所へ行くとこのアプリのスキャナの作動が有効になるので、捨てようとするアイスクリームの箱やチョコレートの包装紙などに印刷されてゐるバーコードを読み取らせる。お店で品物を購入する時にするのと同じことを捨てる時にもする訳である。読み取らせてからゴミを捨てる。さうすると、自分のスマホにポイントがたまるのである。説明を読んでも最初はやり方がうまく分からなかったので、今日、試しにそれをやってみた。すると、全ての製品の包装には対応してなかったけれども、合計5ポイントになった。25ポイント貯まれば5クローネになる様である。ゴミを捨てる時に一手間かかるが、これはなかなか良いシステムではないかと思ふ。どこまで普及するかは分からないが、僕はこの様な活動には全面的に賛同したいと思った。

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スウェーデンでは秋は8月に始まるが、その分、紅葉の期間は長い気がする。