感謝祭

2020-10-11 (日)(令和2年庚子)<旧暦 8 月 25 日> (友引 丁亥 七赤金星) Erling Jarl Tacksägelsedagen   第 41 週 第 26175 日

 

スウェーデンでは10月の第2日曜日は Tacksägelsedagen で、感謝祭である。かつて農民たちは、今年の収穫を神に感謝するために、収穫野菜などを教会に持って行ったといふ。日本では昔は宮中行事として新嘗祭があった。それに近いのかなと思ふ。天皇が神に五穀を奉納してその収穫を感謝する日とされた。戦後その日は「勤労感謝の日」になって祝日になった。また、農業だけでなく広く労働する人々に感謝しませうといふ形になった。観光立国などがこれからもし難しい時代になると、第1次産業の重要性が高まってくる時代になるかもしれない。アメリカでの感謝祭は11月の第4木曜日とされてゐる。いづれも季節は秋である。ところで、労働への感謝といへば、スウェーデンには LAS といふ労働者の雇用を守る法律があるのだが、その交渉を巡って、各政党の指導者たちが今、議論するようなニュースも見た。

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秋の日の Nyköpingshus