コロナの時代に思ふこと

2020-08-22 (土)(令和2年庚子)<旧暦 7 月 4 日> (仏滅 丁酉 三碧木星) Henrietta Henrika   第 34 週 第 26125 日

 

新型コロナが流行ったり、水害の被害が出たり、火山が煙を噴き上げたり、プラスチックの海洋汚染が広がったり、この頃は全く良い時代では無いが、天は何も人間に意地悪をしようとしてゐるのではないと思ふ。けれどもいかにも天が人間を苦しめてゐる様に見えるのは、そもそも人間どもの側に問題があるからだと思ふ。であるから、有効なワクチンが供給されて、今の困難が回避できたとしてもすぐにまた次の困難がやってくるのではないかといふ気もする。僕自身は、いち早くワクチンが欲しいとは思はない。人間は今、ワクチンの完成を待つ前に、それぞれがどの様な心で生きれば良いのかを深く考へるべき時だと思ふ。観光立国として、外国からたくさんのお客さんに来てもらって、それで国を潤はせるといふやり方も僕は賛成できない。どんなに良い国であっても混雑の中に感動はない。人を集めることのない状況で如何に経済を回すことができるかが大事なんだと思ふ。

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すすき野ではないが秋の感じはある。