台所の床を張り替へる

2019-10-28 (月)(令和元年己亥)<旧暦 10 月 1 日>(仏滅 戊戌 八白土星新月 Simon Simone  第 44 週 第 25826 日

 

今回の滞在中にやりたいことのひとつは台所の床を張り替へることであった。張り替へると言っても薄汚れた従来の床の上に新しい床板を張るだけのこと。それをやりたいと前々から思ってゐた。ただ、お金もかかることであるし、普段は住むことのない家にそこまでするか、といふ気持ちもないではなかった。事情があって外国へ出てしまった僕の気持ちとしては、この家をできるだけ生き生きとして生活できる場所に保つことが、この家を引き継いだものの責務かなとも思ふ。それは先祖への供養にもつながることだ。お墓まいりや法要を営むことは供養に違ひないが、そのかつて住み慣れた所を整へることも供養のうちではないかとも思ふ。そんな気持ちに動かされて台所の床の張替へを考へた。

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張り替へる前の床