在宅勤務の新聞記事

2019-10-20 (日)(令和元年己亥)<旧暦 9 月 22 日>(赤口 庚寅 七赤金星)Sibylla 第 42 週 第 25818 日

 

日経電子版10月17日付で、「米西海岸で「在宅のみ勤務」が増える理由」といふ記事を見た。年収が10万ドルを超えるソフトウエアエンジニアでさへも入居が難しいほどアパートの家賃が高いらしい。それって、バブルぢゃないのかなと思ひつつ記事を読んだ。西海岸を去り、比較的家賃の安い町に住んで、在宅のみで勤務する人が増えてゐるらしい。求人情報サイトでも、「完全テレワーク」を記事にすることもあるさうである。ところで、その記事の中で、興味のあるツイッターの投稿が紹介されてゐた。投稿内容は「世間の人がいったいどうやってフルタイムで働きながら頻繁に料理して、定期的に運動して、週末を楽しく過ごして、部屋をきれいに保っているのか、いまだに全くもって見当がつかない。基本的なことに思えるけど、自分には無理」とのこと。全く同感だ。僕はフルタイムで暇な筈なのにそれでもこれらのことができない。家にこんなにたくさんのすることを抱へながら、昔はよくも仕事にまでも出かけたものだ、どんな風にしてやってたんだらうと不思議な気持ちになることがある。でも、何かしらやることがあるのは幸せなことだ。本当に無気力な日は寝るより他に何もできない。どんなに忙しい人生であっても、価値観を変へれば人生とは壮大な暇つぶしにすぎないかもしれない。

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池の鯉は冬の間は水の底で冬眠。何も食べずに数ヶ月を過ごすさうである。一昨日の写真の続き