台風19号の爪痕

2019-10-13 (日)(令和元年己亥)<旧暦 9 月 15 日>(大安 癸未 五黄土星) Berit Birgit Tacksägelsedagen 第 41 週 第 25811 日

 

日本では、台風19号の被害が次第に明らかになって、被害は千曲川阿武隈川や東日本の広範囲に及んだ。嵐が過ぎてもなお被害はさらに拡大しつつあり、復旧の見通しなど立たないのではないか。はじめのうちは、あらかじめ交通機関が全面的に計画運休されたこともあり、僕などは「こんな日はみんな家で休めば良いのだ」と思ったりしたが、病院や介護施設で働く人が仕事を休めば人命に拘ることもありうるし、消防や救助活動をする人は、こんな時こそ休んでなんかゐられない大切な任務がある。あまり無責任なことは言へないものだと思った。

実際に台風が襲来して多くの河川で堤防が決壊すると、水はあっといふ間に広がるものらしい。みるみるうちに床上まで浸水してくる恐怖は体験した人でなければわからないかもしれない。災厄にあはずに済んだものが、むやみに安っぽいお見舞ひの言葉を述べることには抵抗もあるが、早く復旧して日常生活を取り戻して欲しいと願ふばかりである。

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道の上にも枯葉が舞ふ様になった。