タンポポの逆襲?

2019-05-20 (月)(令和元年己亥)<旧暦 4 月 16 日>(先勝 丁巳 三碧木星) Karolina Carola 第 21週 第 25666 日

 

今日はタンポポの綿毛の様なものがたくさん飛んだ。あれはタンポポの綿毛かなと僕が思ふだけで、近所の人の話では、Asp (ヤマナラシ)ではないかといふ人もあった。ともかく白いフワフワとした種子らしきものが中空をたくさん飛んだ。あれだけの量が空から降ってくるからには、タンポポの様な草花ではなく、高い木から放出されるのではないかと確かに思はせる。しかし、白樺の花粉にしてはあまりにも大きすぎるし、Asp の花はほとんど落ちきった後なので、Asp から出るものなのかどうかもよく分からない。台所の窓から見ると、まるで春先の淡い雪が降る様にハラハラと絶え間なく横に滑って行くのだ。人が出入りするほんのちょっとの間、玄関のドアを開けただけなのに、家の中にたくさんの白いモノが流れこんで来た。また、裏側の戸を換気のために3センチほど開けると、次々に白い綿毛が部屋の中に流れて、せっかくの掃除の後が汚れた。外出して、自転車に乗ってもたくさん飛んで来た。風の吹き溜まりや散歩道の路肩には綿毛が雪の様に積もった。タンポポかどうか分からないが、実際今年はタンポポが多いことは確かである。これまでこんなにタンポポの多い年はなかったのではないかと思ふ。タンポポは単に仲間を増やしたいと思ってるだけかもしれないが(植物は言葉を発しないが、意思はあるに違ひない)、人間のやることに無言で抵抗してゐるのかもしれない。何か悪いことの起きるサインでなければ良いがと思ふ。

 

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出発準備完了して風を待つタンポポは多い。