エネルギーの多様化

2019-02-14 (木)((未定)1 年己亥)<旧暦 1 月 10 日>(仏滅 壬午 七赤金星)Valentin Alla hjärtans dag 第7週 第 25572 日

 

日本のエネルギーの将来のことで、気が重くなるのは原子力の先行きがあまりにも模糊としてゐることだ。日本の指導的立場にある人たちを信頼したいのだが、誰も本気で悩んでないのではないかといふ疑ひも頭をもたげる。地球温暖化防止のために、化石燃料の使用を減らして行かなければならない現実もある。電源の多様化をはかることは重要だと思ふ。その意味では原子力の利用も視野に入れなければならないのだが、原子力発電といふと、大量の水を沸かし、その蒸気で巨大なタービンを回す仕組みが浮かんでしまふ。しかし、その様な大型の発電の仕方はこれからも人々に支持されにくいのではないかといふ気もする。根本から考へ方を変へてみることはできないのだらうか。うんと小型で、分散型で、直流発電で、どんな災害にあっても安全で、保守はほとんど不要で、、といふ風なイメージの核エネルギー利用を発明できないものか。今の若い人たちはこぞって AI や自動車の無人運転などに向かってゐるが、それだけの熱意を新エネルギーの開発に向けたら新しい技術が生まれるのではないかと思ふのだが、どんなものか。

 

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スウェーデンには2月12日に帰った。