歯の治療

2018-12-13 (木)(平成 30 年戊戌)<旧暦 11 月 7 日>(大安 己卯 七赤金星) Luciadagen Lucia 第50週 第 25509 日

 

ちょうど1週間前に歯の検査を受けた。自分から検査に行かうとするのではなく、季節が来ると歯医者さんの方から定期検査の時期ですよと電話がかかって来るので日時を予約する。僕は歯は割と丈夫な方で、自覚症状ではどこも悪いところはないのだが、一応検査を受けた。左右の奥歯のあたりのレントゲン写真を撮られる。スウェーデンでは日本の様な健康診断のシステムは無いので、胸や胃のレントゲン検査など誰も受けない。本人が希望して受けようとしても多分余程の自覚症状でも無い限り受ける機会は与へられないと思ふ。日本では「健康診断を受けませう」とやかましく言ひ過ぎるのではないかと思ふ。ともかく、スウェーデンでは僕はこの歯の検査の時だけにわづかな線量のレントゲンを受ける。X線が通過する瞬間にピッと言ふ短い音がする。数年前まではその音をはっきり感じたのだが、今は耳が遠くなってその音は全然聞こえなくなった。検査の結果、1箇所だけ補強した方が良い歯があると言はれたので今日その歯の治療をしてもらった。やらなくても大丈夫な気がしたが、歯が弱ると老いが早まる気もするのでやってもらった。「麻酔をかけますか」と聞かれたので「不要です」と答へた。さう答へるには若干の勇気がいるのだが、日本男児として見栄を張ってさう答へる。もう 20 年も前のことであったか、麻酔を受けた後で何日間か口を少ししか開けられなくて困ったこともあったから、できるだけ麻酔を受けない様にしてゐる。ともかく治療は無事すんでホッとした。

 

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夜明け前の港の風景