管理時間

2018-11-30 (金)(平成 30 年戊戌)<旧暦 10 月 23 日>(友引 丙寅 三碧木星)下弦 Anders Andreas  第48週 第 25496 日

 

忙しい、忙しいと愚痴をこぼすのは良くないとわかってゐるのだが、何故か忙しい。会社で仕事をしてゐた頃は確かに忙しかったし、あの頃に比べれば今はユートピアの様な暮らしには違ひないのだが、それでもこの忙しさはどうだらう。夜は信じられないくらいたくさん寝るので、起きてゐる時間が短くなり、結果的に余計忙しくなる。「何がそんなに忙しいのかね」と自分に聞いてみるのだが、明快な答へが得られない。結局、あれもこれもと頭の中で ToDoList がチカチカする、それに優先順位をつけて一列に並べるまでが大変なのだ。その時間を「管理時間」と呼び、その順序にしたがって実際に作業する時間を「作業時間」と呼ぶことにする。「管理時間」が1割で、「作業時間」が9割なら理想的と思ふのだが、「管理時間」が圧倒的に多い。半々ほどか。「管理時間」が一段落する頃にはもはや気力も失せて「作業時間」に入ることができずに寝てしまふことも多い。僕は会社員時代に「管理職」といふものを体験しなかった。いつもヒラで走り回ってゐたのであるが、会社生活をやめてから、管理の大事さを噛みしめる様になった。一人で上司をやったり部下をやったりして暇を潰してゐる。ともかくも健康であることに感謝。

 

f:id:sveski:20181201071221j:plain

町に出るのにこの道を通ることもある