震災記念日

2018-09-02 (日)(平成 30 年戊戌)<旧暦 7 月 23 日>(大安 丁酉 六白金星)Justus Justina 第35週 第 25408 日

 

昨日は震災記念日であった。大正 12 年 (1923) 9 月 1 日に起きた関東大震災を忘れないために設けられてゐる。震災記念日は秋の季語。ではあるのだが、、、記憶に残る防災ごよみを思ひ出すままに書いてみると、

1月は 17 日に阪神淡路大震災 (1995)。

3 月は 11 日に東日本大震災 (2011)。

4 月は 14 日に熊本地震 (2016)。

5 月は 15 日に雲仙・普賢岳噴火災害 (1991)。

6 月は 16 日に新潟地震 (1964)。

(6 月は 18 日に大阪府北部地震 (2018))

6 月は 28 日に福井地震 (1948)。

9 月は 1 日に関東大震災 (1923)。

 

我が家の過去帳にこれらの記録を参考併記すべきかと思ふほどである。平成に入ってからの新しい災害もある。歳時記としてこれらの日々が語られるためには尚長い年月を経た後でなければならないかもしれない。この他に土砂災害や台風被害は8、9月に多い。これを書いてゐる今も台風21号が日本に接近中との情報あり。

ちなみに僕は昭和 23 年の福井地震の時、母の胎内にあり、翌年早春、まさにその震源地で生まれた。地震の恐怖はネガティブな胎教として、生まれる前からしっかり僕に刷り込まれた気がする。仮住まひの粗末な掘っ建て小屋で、小さな盥の産湯に浸かって僕は呱呱の声をあげたのだと思ふ。災害について考へることは僕の使命かもしれない。それから既に70年を経た今、また故郷を大地震が襲はないとは限らない。だが、報道によると、予想されるもっと恐ろしい地震南海トラフ巨大地震であるといふ。30 年以内に 80% の確率といふことは必ず起きるといふ宣言に等しい。30 年と言へば人生には長い時間であるけれども、この様な時代に生まれあはせたことを思って、大都会に住む人たちは思ひ切って今のうちに地方へ疎開したらどうかと思ふ。地震はどの地でも起こりうるかもしれないが、人口が集中してゐなければ災害時に食料にありつける機会は都会にゐるより多いのではないかと思ふ。

 

f:id:sveski:20180903004257j:plain

屋外プール今年の営業は今日まで 手前右に飛込み台が見える 少し奥の四角いプールがいつも使ふ 50 m プール さらにその奥に幼児用プールあり 明日からはまた突き当りの建屋内にあるプール (25 m) を利用する予定 夏の終はり