救世軍のブラスバンド

日 旧暦 6 月 17 日 仏滅 壬戌 五黄土星 Olof V30 25372 日目

この町にもう長く住むのだが、仕事をしてゐた頃は会社と家の間を自転車で行き来するだけであったし、仕事を辞めてからもプールと家の間を自転車で行き来するだけであるから、町のことを殆ど知らない。昨日の地方紙 Södermanlands Nyheter に 1500 から救世軍ブラスバンドの演奏があると書いてあったが、場所は Café Ängstugan とある。聞いたこともない場所である。同居人に「知ってるか?」と聞いたら、ちゃんと知ってゐた。どんなところか行ってみたい気がしたので、同居人と行った。同居人もえらく久しぶりらしい。東西に細長い入江があって、その西の端に僕らの町の港がある。僕らの住む地域は港湾の南側だが、目的地は入江の北側の東の方にある。Café Ängstugan はその海に面したところにあって、救世軍の夏の家になってゐた。一般の人も海辺でお茶を飲んだりできる様になってゐて、今日はそこに用意された小さなステージでブラスバンドの演奏もあった。コーヒーを飲みながら少しの間、それを聞いて帰った。ところで、今日は Namnsdag で言へば Olof の日。昔は olsmässa と言って、29 日は夏の重要な祭日であったらしい。7 月も終はりで、農事的にもこの日が一つの区切りであった様である。

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