赤い月と赤い惑星

金 旧暦 6 月 15 日 友引 庚申 七赤金星 Marta V30 25370 日目

日食や月食といふと、科学が未発達の時代には不吉なものとして忌み嫌はれたが、今夜は満月で、その月食が起きる日である。しかも、食の継続時間は今世紀最長で、3 時間 55 分に及ぶといふ。全体が欠ける時刻はスウェーデン時間で日付が 28 日になってからの様である。日本ではもう朝を迎へた頃だらうか。こちらの月の出の時刻は 21:16 であるが、空にはまだ明るさが残って月は見えなかった。23:00 を過ぎてからもう一度外に出て見ると、低い空に欠け始めた赤い月が見えた。そのさらに下の方には火星も見えた。今年は火星の大接近の年で、最接近は 4 日後であるといふ。月食の赤い月と地球に接近した赤い惑星が並ぶ天体ショーが今夜は見られた。また、火星の話題といへば、南極の近くに地下の湖(液体の水)があることがわかったと、新聞で見た。湖の大きさは、Stockholm の西にある Hjälmaren 湖と同じほどの大きさであると書いてあった。

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