大阪北部地震

月 旧暦 5 月 5 日 先負 辛巳 一白水星 Björn Bjarme V25 25331 日目

毎朝、目が覚めると、枕元においた iPhone のアプリ Sleep tracker を停止させてから起き上がるのだが、その時に今朝は大阪で震度6弱地震があったことを知る。「大阪北部地震」が今回の地震の名称なのかはまだ知らないが、新聞記事にはその様な表現が見える。1995 年の阪神・淡路大震災の時も発生時刻は朝であったが今回はそれより3時間ほど遅い、しかしやはり朝の8時頃であった。通勤・通学の人たちも多かったのではないかと思ふ。倒壊するかもしれない家の中で激震に見舞はれた人は、きっと命の縮む思ひがしただらうと思ふ。地震直後にコンビニの商品が一斉に売り切れる様なことはなかったのだらうか。まだ余震があるかもしれないから非常食など買っておいた方が良いかもしれない。災害に対処できる能力とは、情報が途絶えても落ち着いて判断できる能力を指すのだと思ふ。緊急事態発生直後に得られる情報といふのは、「古いビルから離れる様に」とか、「海や川に近づかない様に」とか、ちょっと自分で考へれば分かる常識的なことしか教へてくれないものだ。情報の収集はもちろん大事であるが、スマホなどに頼るよりはアナログの AM/FM ラジオに頼った方が良いと思ふ。かような状況に居合はせた時、「情報が足りない」と叫ぶのは「災害に対処できる能力を私は持ち合はせてません」と叫ぶに等しいことを思はねばなるまい。