初の米朝会議

火 旧暦 4 月 29 日 友引 乙亥 七赤金星 Eskil V24 25325 日目

今日は米朝会議が実現したことで、世界中で大きな話題になった。会談の後、トランプ大統領はとても良い雰囲気であったと感想を述べた。会ふといきなり「来たか、このロケットマンめが」といふ雰囲気ではなかった様で安心した。お互ひに肚の中では何を考へてゐるか分からないし、朝鮮半島の非核化がどこまで具体的に実現できるかはこれからの様子を見なければ分からないけれども、両首脳が直接会って話をする機会があったことはやはり大きな前進であったと思ふ。日本人としては、拉致問題にどこまで言及されたかが気になるところであるが、北朝鮮がこれから先もオープンな態度を見せる様であれば話し合ひの可能性も開けると思ふ。日本といふ国が戦後、高度成長を遂げることができたのは、朝鮮戦争による特需があったことも一因である。隣国の災厄の上に我が国の繁栄が築かれた事実を日本人は心の何処かに思ってみるべきではないかと思ふ。