Stockholm

日 旧暦 4 月 27 日 赤口 癸酉 九紫火星 Svante Boris V23 25323 日目

ひと月以上も会ってないので、久しぶりに孫の顔を見に Stockholm へ行った。娘はある仏教の団体に入ってゐて、日曜日にはよくそのセンターへ行く。お寺と呼んでも良いのだが、建物は日本のお寺の様な建築ではないので、お寺と呼ぶにはやや違和感がある。今日も孫を連れてそこへ行くといふので、同居人と僕もそのお寺へ行って、控への間で、しばらくの間、孫の相手をすることにした。しばらくすると慣れてきて、一緒に遊んだ。言葉らしい言葉はまだ発しないが、思ふ様にならないことがあると大声で泣く。意思表示がはっきりしてゐるのは良いことかもしれないが、成長のどの段階で「我慢する」ことを覚えさせるべきか、なかなか難しい。わがままな子に育ててはいけないと思ふが、なぜここで我慢しなければいけないかがよく分からないのに、無理やり我慢させてもいけない気がする。それとは反対に、「ダメなことは理屈抜きにダメ」と諭す方法は、それなりに現実感がある様である。そんなことを思ってゐたら、雑誌のあるページに広告があった。田辺聖子の言葉が出てゐて、「女は耐えたらいかん。やりたい放題せえ。」と書いてあった。孫の教育方針は当分の間はこれでキマリかな、と思ったことだった。