一心同体

木 旧暦 11 月 4 日 友引 壬午 一白水星 Vintersolståndet Tomas V51 25153 日目

コンピューターの不具合はたちまち僕自身の健康状態に影響を及ぼす。言はばコンピューターと僕とはもはや一心同体の様な付き合ひになってしまった。ハードディスクが次第に能力を衰へて行く様子は人間の脳細胞の退化を思はせるものがあって、気味が悪い。少しでも持ってくれ、と祈る様にして、だましだまし使って来た。今回、せっかくそれなりのお金をかけてハードディスクを交換してもらったのに、やっぱり自分のユーザーでログインすると変な状態になる。これからも同居人ユーザー専用の非常に限定した使ひ方しかできないとなると、ガックリきて寝込んでしまった。病気になる様な予兆は前からあった。と言ふか、12 月 8 日から5日間ほど寝込んだ後は、僕の方はまづまづ元気であったのだが、同居人の方が具合が悪くなり、同居人が何日間も寝込んだ。その症状も左腕の付け根に筋肉痛が出るとか、僕の症状とよく似たものがあった。一方が少し良くなると他方が悪くなり、まるで電界の変化と磁界の変化とが互ひに絡み合っていつまでも電磁波が進んで行く様に二人の病気が良くならない。そこへ持ってきて今回のコンピューター修理後も不具合続行の結果を知ることになり、ダブルパンチ。今度は再び僕の方が寝込んでしまった。またあの機械を車に積んで Norrköping まで行かなければならないとなると億劫であるし、クリスマス時期でお店が休みの日も多いだらうし、何日も待たされると嫌だなと思ふと頭がさらに痛くなるのであった。今年の12月は散々な月である。でも、この苦しみの原因は、自分には分からない何かがあるからに違ひない。それを静かに思ってみたい。