日本の外国人労働者

水 旧暦 8月29 日 赤口 戊寅 一白水星 Lukas V42 25089 日目

東京などでコンビニに入ると、従業員は大抵若い外国人である。10 年ほど前には、従業員はほとんど日本人であった様な気がする。店長であっても過酷な条件で働かざるを得ない状況であった様な記憶があるが、最近はその様な過酷な労働を全て外国から来た若い人たちに押し着せる様にシフトしてゐる様である。今日の日経の朝刊に「外国人材と拓く」といふ記事があった。それによると、日本に来る学生は、大学などに進む留学生と、授業をそっちのけで働く「出稼ぎ留学生」とに二分されるらしい。「出稼ぎ留学生」は若くて、仕事がきつくても多少の無理がきくと思って、それに乗じて過酷な労働をさせるのであれば、改めないといけないと思ふ。政府は単純労働を目的とする外国人を受け入れない筈であるが、日本語学校の数が増えて、「出稼ぎ留学生」も増えたといふ。実質的に単純労働で日本へ来たのと変はりないのに、そのことは見てみないふりをしてゐる。労働力が不足して困ることになっても、安易にたくさんの外国人を受け入れてはいけないと思ふ。そして、もし受け入れたなら、受け入れた以上は日本人と全く対等な条件で仕事についてもらふ様にすべきであると思ふ。