秋の色

金 旧暦 8月24 日 先勝 癸酉 六白金星 Berit Birgit V41 25084 日目

3 週間ぶりで戻ったスウェーデンは、明るい秋の光のもとで見ると、いたるところに紅葉が見られた。日常生活の中に季節の移り変はりが見られるのは贅沢かもしれない。スウェーデンの秋は長く、種々の木々の葉の色もそれぞれに少しづつ変はって行くので、その 3ヶ月ほどの間は味はいがある。町へ行く途中にある橋も工事が済んで交通規制は解除され、橋は綺麗に仕上がってゐた。その道の脇に建設中の新しいアパートも少しづつ形ができつつある。日本の工事現場の様な囲ひがないので、といふか、金網の様な囲ひであるので、工事の様子が外からも見られる。3 週間の間には、人の営みもそれぞれに進んでゐたことがわかる。我が家の自動車も、ぶつけられた箇所の補修を、留守の間に頼んであったが、工場に電話して見るとこれはまだ仕上がってないとのことで、今日取りに行くことはできなかった。旅に出て家に戻ると、時差ボケもあり、用事が溜まってゐることもあって、なかなかすんなりと日常の日課をこなす生活には戻れないものだが、帰着の翌日からなるべくそれができる様にと、今日の一日を過ごした。