電気自動車の時代

金 旧暦 7月18日 赤口 戊戌 五黄土星 Alma Hulda V36 25049 日目

この頃の新聞記事などを見てゐると、これからは電気自動車の時代といふ感じが強くなってゐる。昨日のニュースでは、日産が新リーフを発表し、航続距離も 400 キロと書いてあった。十分実用的レベルと思ふ。テスラでは量産車の出荷が始まったと聞くし(航続距離 500 キロ)、ボルボも 2019 年以降は全ての新型車を EV (もしくはハイブリッド車)だけにするとしてゐる。ジャガーも電動車にシフト、さらに英仏では 2040 年からガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止すると発表した。トヨタなどで進められてゐる燃料電池車はなんとなく押され気味の様に見受けられる。でも、自動車への充電はスマホへの充電ほど簡単にはいかないと思ふから、EV が世界中どこででも急速に普及するとも考へにくい。これから、電気が足りない時代が来るかもしれず、いざといふ時自動車へ充電できない場合が出てくるのではないか。東日本大震災の時は、ガソリンスタンドに並ぶ長い自動車の列を見た。電気不足の時に皆が我れ先に充電すると大規模停電を引き起こすかもしれない。その意味ではマツダ内燃機関の延長上に新型エンジンを開発の柱に据える方針や、日産の EV だけど発電用エンジン搭載の方針、さらにトヨタなどの燃料電池車は、逆説的な意味で先見性がある気がする。