地球といふ生き物

月 旧暦 6月2日 先勝 壬子 六白金星 Kristina Kerstin V30 25003 日目

地球はそれ自体でひとつの生き物であると思ふ。クラウドコンピューティング人工知能がさらに発達して、地上のあらゆるものがインターネットに繋がった時、地球はすっぽりとそのネットワークに覆はれて、外部から見ればそれは地球といふひとつの命に脳細胞と神経網が与へられた様に見えるかもしれない。地上に生命が生まれて、何億年か後にヒトが現れて、ヒトが、生まれた星の脳細胞を建設する、、、。僕らには見えない糸でその様にプログラムされてゐるのかもしれない。何のために星に脳細胞が必要なのか。科学は何かがひとつ明らかになるとそれ以上に分からないことが増える様にできてゐるから、簡単にこたへられないが、この地球といふ星を守るためではないかといふ気もする。その様に楽観的に考へたいのだが、地上に人口が増え続ける問題を、どの様に解決するのだらうか。人口が増える地域には需要が産まれ、経済は若い人口の多い地域を求めて移動するので、人口が増えることを必ずしも憂慮しない人が多い。でも、人口増加による食料の危機とエネルギーの危機は将来避けられないのではないかと思ふ。それらの難問を新しい人工知能はどの様に解決するだらうか。