北朝鮮の脅威

土 旧暦 3月19日 先負 壬申 三碧木星 Olivia Oliver V15 24903 日目

北朝鮮の緊張が高まってゐる。これに対してどうか早まった行動をしないで欲しいと切に思ふ。トランプ大統領は、状況によっては武力行使も辞さない構へで、このところ、シリアへのミサイル攻撃やアフガニスタンへの大型爆弾投下を相次いで実施し、北朝鮮を牽制した。もしも、アメリカが北朝鮮を攻撃する様な事になれば、日本は大変な事態に巻き込まれる。どうかそれだけは避けて欲しい。イラクにせよ、アフガニスタンにせよ、現代史の中でアメリカが軍事行動を起こしたことにより和平が実現したことは一度もなかった。また、一連のアラブの春などでも、民主化を求めて革命が起き、独裁者去った後に、どの国でもより深刻な混沌が残っただけであった。北朝鮮の人たちは僕らが思ふほど民主化を求めてゐないかもしれない。あまり刺激しない方が良い。といふか、そもそも北朝鮮の挑発にいちいち過剰に反応してはいけないと思ふ。それよりも日本海沿岸の監視体制を強めて不審船の上陸を未然に防ぐことを強化して欲しい。過去に多くの拉致問題があったこと自体、不審船の自由な往来があったことを示唆する。拉致問題の解決と監視体制の強化とはひとつのものだ。今はドローンや監視技術の発達で監視は容易になってゐるのではないか。爆弾攻撃に比べれば費用はかからない。状況によってはゴムボートの群れが日本海を渡り、大量の難民が日本に押し寄せる事態もシナリオとしてはありうる。それへの対策をどうするかも考へておくべきかとも思ふ。