友達の来訪

木 旧暦 3月10日 赤口 癸亥 三碧木星 Vilhelm William V14 24894 日目

夜、高校時代の友達が僕と同居人とを訪ねてくれた。僕は自動車を持ってゐないから、昔の友達に会ふとなると、家まで来てもらふのが手っ取り早い。もう僕は高齢者だし、日本で自動車を運転しやうとは思はないから、友達には悪いと思ひつつ、家に来てもらふことになる。接待はお茶だけとお互ひ昔から分かってるから、こっちの準備は何も要らない。そのうちに世の中が大きく変はって、今の公共交通機関は、比較的低料金の大量の自動運転タクシーに取って代はられることになると思ふ。雨の日などはリクエストを出してもなかなか来てもらへないことは今と一緒かもしれないが。でも、果たしてそんな時代が到来するまで僕は生きてられるだらうか。僕たちの文明はどこまで行くのか、世の行く末を見つめたいとは思ふのだが。