砂集め

火 旧暦 2月24日 先勝 丁未 五黄土星 下弦 Bengt V12 24878 日目

「砂集め」と言っても星の砂ではない。スウェーデンの春の風物である。冬の間、雪で人が滑らない様に歩道や自転車道に砂が撒かれる。それで冬の間は玄関が汚れやすい。春になると道路に残ったそれらの砂を集めて掃除する自動車が出るのである。集めれば大量の砂になると思ふ。それをどう処理して、また来年再利用するのかどうか僕は知らない。ともかく春の行事で、それがそろそろ始まる季節となった。ちなみに裏日本では、雪が降ると、道路のあちこちからちょろちょろと水を出して小さな噴水群を見ることがある。あれだけは僕はどうしてもその設計思想を理解できない。もっと言へばやめて欲しい気がする。あの様な道路上の噴水群を僕はスウェーデンで見たことはない。気温が低いからすぐに凍って危なくて仕方ないだらうと思ふ。雪の対策にもお国柄があるのかしれない。