何もやる気がしない日は

土 旧暦 2月21日 仏滅 甲辰 二黒土星 Edvard Edmund V11 24875 日目

毎日生活してゐて、やる気、元気は大事だなとつくづく思ふ。元気のない時は簡単なことでもやる気がしない。いつも元気な偉い人たちは「続けることが大事だ」とか言ふけれども、元気のない弱い時は何もできないのだ。でも、そんな沈んだ時でも、「これだけならやれる」といふ何かを持ってゐる人は強いと思ふ。この世に生まれ落ちて「自分の本当にやりたいことは何か」だなんて、普通の人にはそんなに簡単に見つけられないのではないかと思ふ。近頃の人たちは子供の頃から、自分が考へる前に、親が次々に先回りして、課題が与へられてしまふので、余計にさうではないかと思ふ。(親が子供をあまりに構ふ層と全く構はない層との格差は現代ではものすごく大きい様に見受けられるが、その両極端とも日本の社会のために良くないのではないか。)でも、もし、沈んだ時でも何かやれることがあるなら、それは自分が本当にやりたいことは何かといふ問ひかけに対するヒントを示唆するかもしれない。何もやる気がしない時はそんなものを見つけるチャンスでもあるかしれないと思ふ。