床上布団の寝心地

日 旧暦 12月25日 赤口 己酉 一白水星 Vincent Viktor V3 24820 日目

思ふところあって、ベッドで寝ることをやめて、床の上に布団を敷いて寝てみた、するとどうだらう。ものすごく寝心地が良いのである。最近は、寝心地の良くなる意匠を凝らしたマットレスの宣伝を時々見かける。それはそれなりにもちろん大層な研究開発がなされて来たのであらうが、おそらく、それに勝るとも劣らないのではないかと思はれるほど、寝心地が良かった。堅い床に煎餅布団を敷くだけ。その実にシンプルな解がベストであると思ふ様になった。そもそも日本人は昔から夜になれば畳の上に布団を敷いて寝、朝になれば起きて畳む生活習慣があった。いつからか日本にもベッドが普及したが、あれは四六時中部屋の面積をデンと取るので良くない。僕はしばらくベッドのない生活に戻りたいと思ふ。使ってゐたベッドはソファとして置く。押入れがないので、昼間は畳んだ布団はソファの半分の上に置いてその上にカバーをかけることにした。