護城山金刀比羅神社

火 旧暦 9月11日 先勝 丙寅 四緑木星 Erling Jarl V41 24706 日目

午後になってどんよりと曇ったが、同居人と散歩に出た。散歩といふより自転車で近くを回った。山の方へ向かったので、緩やかな勾配の坂道を登ることになったが、それはそれで運動になった。かなり登ったところに工事用車両のための空き地があったので、そこに自転車を止めてあとは歩いた。豊原の滝まで歩いて戻った。空気は良いし、良い散歩道と思った。途中に1台の自動車とすれ違っただけで後は誰にも会はなかった。豊原三千坊史料館の脇に石の階段があって、それを登ると「護城山金刀比羅神社」がある。その昔、四国八十八霊場の土を持ち帰った人があり、その400段の石段を登って山を巡れば四国八十八か所巡礼と同じ功徳が得られると伝へられて、江戸時代には多くの参拝者で賑はったと案内板に書いてあった。僕は、電車賃も出さずに四国八十八霊場巡りができるならありがたいことだと思ひ、同居人を誘って上まで行ってみた。入り口のゲートが閉まってゐたのだが、それはイノシシの侵入を防ぐためのゲートで、簡単な施錠を外して通過した後はまた施錠しておくシステムになってゐた。石段はステップが狭い上、手すりもないので、老人は気をつけねばなるまいと思った。降りる時は横歩きに降りた。運動になったといふ意味では確かに功徳はあったと思ふ。