Uppsala

日 旧暦 5月15日 先勝 壬申 一白水星 Germund Görel V24 24592 日目

昨日は生憎雨に降られたが、今朝は明るい光が窓に差し込んでゐる。朝食の時、広い部屋の窓の外には白樺林の合間に光る海が見えて、何か幸せであった。辺りは静寂そのものであった。静寂ほど音楽を欲しがるものはない。朝食の後コーヒーを飲みながら、もし今ここにピアノがあって誰かが美しい調べを弾いてくれたらどんなに良いだろうと思ったことだった。Rö の海辺のユースホステルを後にして、10時頃に Uppsala に向けて出発した。Uppsala には 15時半に着いた。Rö から家までは1日で問題なくドライブできる距離ではあったが、この頃は何かと疲れやすいので、念のためにと思って途中で1泊する予定にしておいたのである。幸ひ今回の旅は元気に過ごすことができたので、帰ろうと思へば今日中に家に着くこともできたのだが、予定どおり Uppsala で泊まることにした。同居人も昨夜は少し体調が悪かった様だが、朝からは元気になって道のりの半分は運転してくれた。Uppsala のホテルにチェックインするとネットが使へる環境であるのでややホッとした。何度か来た町である筈なのに、夕方町の中心部を歩いてみると、何だか初めて来た町の様にも感じられた。