トランプ旋風、一段と

金 旧暦 3月30日 友引 戊子 一白水星 Marit Rita V18 24548 日目

不動産王ドナルド・トランプが次期大統領になることはないだろうと、僕は思って来たのだが、対抗馬のテッド・クルーズ上院議員が撤退したことにより、先行きが分からなくなった。僕は民主主義に信頼を置いてゐるのだが、間違ったことでも多数が支持すれば力を得てしまふことは避けられない。悪が跋扈する中で善に力が与へられるためには、また相応の長い長い年月の忍耐が必要とされるのかもしれない。トランプはもしも大統領になった場合、駐日米軍の経費の全額負担を日本に求めるといふ。断れば米軍は撤退すると言ふ。でも、さうなると沖縄問題は、変な言ひ方だが、大きな転換を迎へるのではないか。日本は防衛をどの様に考へるべきか、自分たちだけで考へなければならない。いかなる場合でも、日本が核武装することだけは絶対に避けるべきと思ふ。核武装すれば、大きな荷物を将来に残すことになるだけである。