火 旧暦 1月30日 赤口 己丑 五黄土星 Siv Internationella kvinnodagen V10 24489 日目
この頃、日本では自家用車タクシーがあるらしい。昔は白タクと呼ばれて、ナンバープレートの白い、つまり二種免許を持たない自動車は、お金を受け取って人を運ぶことが禁止されてゐた。それが、地域を絞って規制緩和される方向に動いてゐるとのこと。これにより、訪日外国人に地方に観光に行ってもらふことが期待出来るとか。また、低料金で移動ができれば、公共交通の不便な地域に住んで自動車を持たない住民には朗報となる。すると、遠からずして、二種免許の重要性は減るかもしれない。さらに自動運転が普及すると普通免許も要らない時代が来るかもしれない。自家用車数は減ると思ふ。自動車を所有すれば、給油や整備はもちろん、車庫の確保や洗車などで結構手間やお金がかかるが、さういふ手間が浮くことになる。自動車事故の加害者となるリスクも激減する。さうなれば自家用車を持たないライフスタイルはかなり魅力的である。道路混雑は減るだらうし、自動車産業は減産を余儀なくされて、世の中が大きく変はる可能性がある。その流れに反対の人もたくさん居ると思ふが、社会全体としては良い方向に向かふことになるから、その流れはきっと変へられないと思ふ。将来、何で生計を立てれば良いのか、選ぶことのできる選択肢がますます少なくなる時代に向かふとも思はれる。
