日航機エンジン発煙事故

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23日に新千歳空港誘導路で日航機のエンジンから煙が出る事故があり、シューターで脱出した乗客のうちの数名が怪我をしたとニュースで見た。その後の調査でエンジン内部に損傷はなかったとネットの新聞で読んだが、乗客を乗せた飛行機のエンジンが停止してさらに煙を吐くとはただ事ではない。原因についてはより詳細な調査がなされるのを待つしかないが、雪が原因したかもしれないといふ記事も読んだ。もし空を飛んでる最中にエンジンが火を吹いたらと思ふと、まだ誘導路で起きた事故であった分だけ状況は軽かったとも言へる。その時のパイロットの驚きや、報告を受けた日航幹部の人たちの肝を冷やしたであらう様子は想像に余りある。機体整備をする人たちは毎日限られた時間内に連続して作業しなければならないので、その点はご苦労様と思ふが、整備はいのちであるからしっかりやって欲しい。AIが発達しつつある現代では、もし機体整備もロボットに任せられるものであれば、その様な方向も検討して欲しいと思ふ。もし、機体整備には全く問題がなかったのに、単に雪が原因で事故になったのであれば、雪の日の飛行機はやめるべきであるといふことになる。雪の日の航空機事故って割と起こりやすいのかもしれない。1982年にエア・フロリダ機が吹雪の中ワシントンDCを飛び立ってすぐにポトマック川に墜落した。救助ヘリが出動したが2度にわたって差し伸べられた命綱を2度とも近くの女性に譲り、3度目の救助が現れた時には既に力尽きて犠牲になったおじさんが居た。あの事件は今も覚えてゐるが、これも雪が原因の事故であった。最新鋭のB787型機が就航直後バッテリー事故を起こしたのも寒い季節のことであった。冬はあまり飛行機を利用しない方が良いのかもしれない。が、いづれにしても今回の事故の原因を知りたい。