気候変動の予測

火 旧暦 9月29日 先勝 庚寅 七赤金星 Martin Martina Mårtensafton V46 24370日目

米国の非営利研究組織「クライメート・セントラル」は気候変動による影響の計算結果を発表した。その記事を僕は日経で読んだのだが、それによると、地球温暖化が今のままで進んで長期化した場合、現在6億2700万人が暮らしてゐる土地が水没するといふものであった。日本もその影響を受けて、3400万人が暮らす土地が水没するとのことである。幸ひにして日本は人口減少の傾向にあるので、地方創生戦略は水没の危機の少ない地域への移住も視野に入れた方が良いかもしれない。CNN日本語版でその関連記事を読むと、気温が4度上がると仮定すると最大7億6000万人が家を失ふと書かれてゐた。都市別ではインドのムンバイ、上海、香港などリスクの大きい10都市はすべてアジアであるとのことである。温室効果ガスの排出量を抑へなければ将来は大変なことになる。地上の人類の文明はいつかは何らかの原因で滅亡するだろうと僕は悲観的に思ふが、それはどんなシナリオでやって来るかは分からない。来る時は一気に来ると思ふ。自分の生きてゐる間は大丈夫だろうと問題を先送りしてはいけないと思ふ。