Midsommarafton

金 旧暦 5月4日 友引 丙寅 七赤金星 Germund Görel Midsommarafton V25 24238日目

夏至に一番近い週末であることから今日は Midsommarafton と呼ばれる、スウェーデンでは大事な休日である。冬の長く暗い季節を辛抱する北欧の人たちは陽の光を殊の外大切にする様である。夏至はその太陽の光が頂点に達する時期である。その対極は冬至であるが、イエス・キリスト冬至に近い最も暗い底にお生まれになってゐる。それで、夏至祭とクリスマスは太陽の両極点で最も神聖な祭日とされてゐる。これに対して日本では昼と夜の長さの等分になるお彼岸を祭日としてゐる。何か国民性が出てゐる気もする。今日はせっかくの Midsommarafton であったのだが、一日中雨がシトシトと降り注いだ。それで僕も一日中家にゐた。夜も9時を過ぎてから漸く雨が上がって、北西の空に光が差した。いつも見る夕暮れの光景だが、Midsommarafton の日没だと思ふと特別な気もして、シャッターを切った。