人口問題

日 旧暦 2月3日 仏滅 丁酉 四緑木星 Kennet Kent Jungfru Marie bebådelsedag V12 24148日目

二十数年住み慣れた僕らの町は小さな町で、ここは住みやすいところだとずっと思ってゐたが、最近はあちこちに住宅が増えてゐる。人口が増えることは町が発展することで、良いことなのかもしれないが、古き良き時代のスウェーデンらしさがポツンポツンと消えて行く様で心配でもある。世界的に見れば人口はどんどん増えてゐる。あまりに増え過ぎてもう地球は持ちこたへられないのではないかと心配である。きれいな水もトイレもない世界の子供達を救ふために寄付をお願ひしますと、頻繁にDMが入って来る。一方で日本の地方都市では将来人口が減って消滅するのではないかと人々が心配してゐる様である。しかし、僕は、多少不便であっても、人口の少ない町ほど住みやすいところはないと思ふ。人が少なければ、人と会った時に挨拶しやすくなる。挨拶が増えれば人は幸せになれる。静かに自分を見つめる暮らしができればそれだけで病気の予防にもなるのではないかと思ふ。世界の人口が増えることに何の対策もできないが、僕個人は、なるべく静かな町で暮らしたいと希望してゐる。