第一次世界大戦から100年

日 旧暦 6月10日 先負 戊寅 四緑木星 Esaias Jessika V27 23888日目

先月末に第一次世界大戦勃発から100年が過ぎた。世界史の中では戦争のやり方がこの戦争から変はった。日清戦争勃発の10年後に日露戦争が起こり、そのまた10年後に第一次世界大戦勃発と、あの時代はいつも戦争をしてゐたが、水師営の会見の時の様に、終戦締結に両国の大将同士が相見えるスタイルは19世紀までのものと思ふ。この100年のうちの70年を日本は戦争をしないでここまで来ることができた。日本はこれからも戦争をしない国であることを世界に宣言せねばならないと思ふ。機械文明の発達と戦争とは深く結びついてゐるが、現代は民間技術と軍事技術のレベルの差が小さくなってゐる気もする。2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降は戦争は国家間と言ふよりテロとの戦ひと言ふ様相を呈して来た。19世紀、20世紀、21世紀の戦争の仕方はそれぞれ違った形になってゐる。今やロボット同士の戦ひさへも現実味を帯びてゐる。これから先は地球が平和であって欲しいと願ふばかりである。