夏至祭

土 旧暦 5月24日 仏滅 癸亥 九紫火星 夏至 Alf Alvar Midsommardagen Sommarsolståndet V25 23873日目

夏至祭のちゃうどその日が、今年は天文学上の夏至の日と重なった。その通過時刻は今日の何時であったか調べないと分からないが、地球から見ると太陽が北回帰線上に来た訳である。これからはゆっくりとまた南へ向かふことになる。「日本では夏至祭をお祝ひしますか」とこちらの人に聞かれることがある。「日本では夏至をお祝ひすることはありません。しかし、春分秋分とは寒さと暑さの入れ替はる時期であり、お彼岸と称して祝日になってゐます」と答へることにしてゐる。スウェーデンでは、春分の日秋分の日が祝日になってゐない。冬が長いことの反動であらうか、太陽が最も北に寄るこの日を、こちらの人は大切な日としてお祝ひする。学校は休みに入ってゐるし、この日に親戚が集まったりするのである。町は閑散としてお店は閉まってゐるところが多い。今日はその慣習を尊んでか、娘と連れ合ひとが家まで来てくれたので、四人で町を散歩したり、楽しく過ごすことが出来た。