特別警報

日 旧暦 7月26日 友引 庚午 六白金星 二百十日 Samuel Sam V35 23581日目

二百十日にして震災記念日の今日は、日本各地で激しい雨が降った。停電のニュースも見た。震災記念日と言っても、関東大震災は遠い昔の出来事であるので、今や3月11日の方がその名にふさわしいかもしれないが、大震災の記憶はいつまでも忘れてはいけないと思う。二日前から、気象庁は「特別警報」の運用を開始した。これまで、「注意報」、「警報」などという風に災害の起こるおそれの程度に応じた予報を出していたが、従来の「警報」では間に合わないほど重要な警報を「特別警報」として発令するのであるという。その警報の伝えようとする危険度は従来の警報レベルからは飛躍的に高いものであるということで、それを聞いたらまず、自分の命を守ることを考えよということである。先の大津波伊勢湾台風などのように、数十年に一度しかないような状況に対して使われると言うことであるが、百年前なら、数十年に一度しかなかったような規模の災害が、もしこれからは毎年のように起こるようになると、それはもう数十年に一度などという言い方は出来なくなって来る。地球は日を追って危なくなっている。災害とどう向き合うかはますます大事になって来ると思う。