日 旧暦 4月5日 友引 丁亥 九紫火星 Mariana V17 24918 日目 スウェーデンに住む者にとって四月末日は嬉しい行事の日である。四月末と言っても外はまだまだ寒いのであるが、日を追って日脚はグングンと伸び、ここらで暗く長かった冬に別れを告げようといふ行…

土 旧暦 4月4日 先勝 丙戌 八白土星 昭和の日 Tyko V17 24917 日目 東日本大震災とそれに伴ふ福島の原発事故以来、僕らはリスクとどの様に向き合ふかといふことを意識する様になった。リスクは普通、確率にしてどれくらい危険であるかを示すものだが、例へば…

金 旧暦 4月3日 赤口 乙酉 七赤金星 Ture Tyra V17 24916 日目 「まだ東北でよかった」の発言で、今村復興相は更迭された。普通の場合は、失言の後、数日の間はあれこれ沙汰や弁明があってから辞任に追ひ込まれるものだが、今回の場合は担当大臣の発言が発言…

木 旧暦 4月2日 大安 甲申 六白金星 Engelbrekt V17 24915 日目 今年の冬は自転車に冬タイヤをつけなかった。そしてずっと小屋にしまっておいた。もう高齢者となった今、冬の間はなるべく自転車に乗らない様にしようと思ったからである。四月になって、朝も…

水 旧暦 4月1日 仏滅 癸未 五黄土星 新月 Teresia Terese V17 24914 日目 Stockholm は水の都である。いくつもの島を縫ふ様に美しい橋がかかってゐる。中央駅のすぐ南側に、頂点が左向きの三角形に近い形の島がある。旧市街 Gamlastan である。そのまた南に…

火 旧暦 3月29日 先勝 壬午 四緑木星 Markus V17 24913 日目 先の大戦の後、日本には恒久平和主義を謳ふ新しい憲法ができ、国民は誰もが皆、かつての戦争を反省した。戦後の半世紀でこれだけ深く民主主義がこの国に定着したのであるから、よもや、日本が戦前…

月 旧暦 3月28日 赤口 辛巳 三碧木星 Vega V17 24912 日目 従来正しいと思ってゐたことが、新しい知見によれば不完全もしくは誤りであったと分かることはよくあると思ふ。コペルニクスの地動説はその最たるものであった。コペルニクスの没年は 1543 年。その…

日 旧暦 3月27日 大安 庚辰 二黒土星 Georg Göran V16 24911 日目 夕方、町にある Alla Helgona 教会でバロック音楽のコンサートがあったので、同居人と一緒に聞きに行った。ソプラノと合唱の曲もあった。美しい音楽を聴くことができた。 J.S Bach Larghetto…

土 旧暦 3月26日 仏滅 己卯 一白水星 Allan Glenn V16 24910 日目 住まひの地域の春の一斉掃除日で、朝 9 時から掃除が始まった。社会奉仕の様なものである。周囲には小さなすべり台があったり、芝生や駐車場などの共同部分があるので、その辺をみんなで綺麗…

金 旧暦 3月25日 先負 戊寅 九紫火星 Anneli Annika V16 24909 日目 日本から帰って来て 1 週間経つが、漸く今日は同居人と一緒に孫を訪問。およそひと月ぶりに会ったが、その間にも成長が見られた。こちらから何かを話しかけると何だか自分もお話をしたい様…

木 旧暦 3月24日 友引 丁丑 八白土星 穀雨 Amalia Amelie V16 24908 日目 この頃のコンピュータは便利にできてゐる。自分の探す情報は機械上のどこかにある筈だといふ確信があれば、どのフォールダーにしまってあるかが分からなくても、キーワードを入力して…

水 旧暦 3月23日 先勝 丙子 七赤金星 下弦 Olaus Ola V16 24907 日目 スウェーデンもずっと北の方に住む日本人家族があって、年に2度ほど南の方の僕らの住む町に来られる。すると時間を見つけて我が家にも寄ってくれることが多く、今日はその来訪を受けた。…

火 旧暦 3月22日 赤口 乙亥 六白金星 Valdemar Volmar V16 24906 日目 年に何度か日本とスウェーデンを往復する。本来なら最小限の荷物で行き来せねばならないと思ふのであるが、いろいろな理由で、行きも帰りもついつい荷物の量が膨れ上がってしまふ。それ…

月 旧暦 3月21日 大安 甲戌 五黄土星 Elias Elis Annandag påsk V16 24905 日目 復活祭の休暇は今日まで。明日からは気分的に新しい一週間が始まる。今日の夕方は同居人と一緒に隣町の Immanuelskyrkan で開かれたコンサートを聞きに行った。毎日の生活では…

日 旧暦 3月20日 仏滅 癸酉 四緑木星 Patrik Patricia Påskdagen V15 24904 日目 日本を出発する数日前、会った友達の一人から、澤田瞳子著の「満つる月の如し」（徳間文庫）を手渡されて、それをスウェーデンへ持って来た。読んでみると面白かった。仏師・…

土 旧暦 3月19日 先負 壬申 三碧木星 Olivia Oliver V15 24903 日目 北朝鮮の緊張が高まってゐる。これに対してどうか早まった行動をしないで欲しいと切に思ふ。トランプ大統領は、状況によっては武力行使も辞さない構へで、このところ、シリアへのミサイル…

金 旧暦 3月18日 友引 辛未 二黒土星 Tiburtius Långfredagen V15 24902 日目 春は日本で過ごす事が多いので、復活祭にスウェーデンに居るのは珍しい。今年は復活祭が 4 月にずれ込んだ事もあって、復活祭に間に合ふ様に戻って来たことになる。今日はキリス…

木 旧暦 3月17日 先勝 庚午 一白水星 Artur Douglas V15 24901 日目 日本を出発する前の日にちょっと銀座に立ち寄った時、教文館で「蘇我の娘の古事記」といふ本（角川春樹事務所、著者は周防柳）を買った。そもそも日本最古の史書が、日本書紀と古事記とい…

水 旧暦 3月16日 赤口 己巳 九紫火星 Liv V15 24900 日目 例年なら、同居人に先に帰ってもらって、僕はひとりでしばらく日本滞在するのであるが、今回は一緒に帰った。お互ひに年をとったので、次第にひとり旅より一緒に旅する方が安心になって来たからとい…

火 旧暦 3月15日 大安 戊辰 八白土星 満月 Ulf Ylva V15 24899 日目 散りてなほ 水面にみひら 花の夢 花びらは水に散ってからさへも美しいものだと僕らは単純に思ひがちだが、昨日一緒に散歩した人の話によると、お堀などに大量に散り浮いた花びらは、人手を…

月 旧暦 3月14日 仏滅 丁卯 七赤金星 Ingvar Ingvor V15 24898 日目 同居人と一緒に朝故郷の家を後にして、今日は東京で一泊。老いた身にも東京の街には惹かれるものがある。いつもは東京に来ても、何か決められた予定をこなすだけで時が過ぎたり、でなけれ…

日 旧暦 3月13日 先負 丙寅 六白金星 Otto Ottilia Palmsöndagen V14 24897 日目 僕の住む町では桜の満開。せっかく日本に居るので、同居人と一緒に午後からしばしの花見散歩。徒歩五分の丸岡城へ。風強く、肌寒いどんよりした天気。けれども日曜日でもあり…

土 旧暦 3月12日 友引 乙丑 五黄土星 Nadja Tanja V14 24896 日目 朝ゆっくり起きてから、ストックホルムで大きな事件のあったことを知る。スマホなどで随時情報が入手可能であった筈なのに間抜けな話であった。トラックが歩行者専用の道路を暴走してデパー…

金 旧暦 3月11日 先勝 甲子 四緑木星 Irma Irmelin V14 24895 日目 少し風邪をこぢらせたかもしれなくて、ここ数日は、横になったり、ゆっくりとした時間を過ごすことになった。が、今日は大分回復した。日本の家に滞在できる時間は限られるので、ここに居な…

木 旧暦 3月10日 赤口 癸亥 三碧木星 Vilhelm William V14 24894 日目 夜、高校時代の友達が僕と同居人とを訪ねてくれた。僕は自動車を持ってゐないから、昔の友達に会ふとなると、家まで来てもらふのが手っ取り早い。もう僕は高齢者だし、日本で自動車を運…

水 旧暦 3月9日 大安 壬戌 二黒土星 Irene Irja V14 24893 日目 毎年この季節は日本に居る様になったからかもしれないが、この花の季節は他の季節よりも一層昔を思ふ。あまり後ろ向きに生きるのは良くないなと思ひつつも、昔を思ふことでしばしの幸福に浸れ…

火 旧暦 3月8日 仏滅 辛酉 一白水星 清明 上弦 Marianne Marlene V14 24892 日目 昨日の小松空港への飛行は、いつもより高度を低く飛んだらしく、そのせいか日本アルプスの尾根が美しく見えた。今日になると全国的に気温が高く、開花が一段と進んだ様であっ…

月 旧暦 3月7日 先負 庚申 九紫火星 Ferdinand Nanna V14 24891 日目 新年度が始まった。正月とはまた別な意味で出発の季節である。色々な企業の入社式のニュースが流れる。この、入社式といふ光景も日本に特有なローカル感のある行事である。日本人は祭りが…

日 旧暦 3月6日 友引 己未 八白土星 Gudmund Ingemund V13 24890 日目 義母の七回忌を東京・多磨墓地で行ふことになって、今日は同居人と再び東京へ行った。お墓にお参りすることだけであれば一週間前に済ませたのであるけれども、親戚縁者が一堂に集まると…

土 旧暦 3月5日 先勝 戊午 七赤金星 Harald Hervor V13 24889 日目 東京の本屋さんで偶然見かけた「目に見える世界は幻想か？」といふ本（光文社新書、松原隆彦著）を読んだ。数式・図表なしの物理の入門書で、物理学はどの様に発展したかがよくわかった。文…